代表挨拶
代表責任者
松本 豊(まつもと ゆたか)
メッセージ
私はこれまで約20年間、福岡県警察の警察官として県民の安全安心に関する活動を行ってきました。
その経験から感じたことは、現場の警察官は事案の大小問わず活動を行ってくれますが、限られた人員や財源の中で、全ての事案に十分な対応をすることは不可能だということです。
例えば、自宅近くで自転車が盗まれる事件や子どもの交通事故が発生し、身近な交番のお巡りさんが付近の警戒や交通誘導を行うとしても、その人数はごく僅かなため、その効果は限定的かつ一時的なものとなります。
一方、「地域の見守りや助け合い」の機能として、自治会などの地域コミュニティがありますが、社会情勢の変化や少子高齢化により担い手となりえる住民が減少しております。
更に取組や方針の固執化などが担い手となりえる住民の自治会離れに追い打ちをかけ、「地域の見守りや助け合い」の機能が失われつつあると感じます。
地域コミュニティの衰退により想定される未来としては、町全体が暗く閑散とし、ゴミや雑草が生い茂げ、近隣住民がすれ違っても挨拶しないなどといった状況であり、その環境は犯罪(性犯罪・盗難・特殊詐欺など)や交通事故の増加に起因します。
地域コミュニティの活性化は安全安心に直結するものです。
目まぐるしい社会変化に適応し、後世に地域コミュニティを継承していくためには、自治会活動を役員だけが担うのではなく、自治会の加入の有無に問わず、住民一人一人ができる範囲内で活動を支え合い、常に魅力あるものにアップデートしていかなければなりません。
私たちは、全員参加型の魅力ある自治会の実現に向けて、その環境の構築や、各自治会の課題やニーズを継続的に個別調査し、解決案を提案することにより、各自治会の活性化をサポートしていく所存です。
一人でも多くの子どもたちに魅力ある町を残すこと、それが私たちのやりがいです。
メールアドレス
njs@npojichisapo.org
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